愛宕病院介護医療院(北館 1病棟 3F~8F)2024年1月 旧5病棟より移転
2018年4月の介護報酬改定において、医療の必要な要介護高齢者の長期療養・生活施設として『介護医療院』が創設されました。
当院では従来型の介護療養型施設(1~3病棟)に対し、「長期療養のための医療」と「日常生活で必要な介護や機能訓練」のサービスを提供しながら、プライバシーに配慮したパーテーション等を設置し、住まいとしての生活環境をより重視した施設として転換を図りました。
介護医療院の理念
「介護医療院」は「住まいと生活を医療が支える新たなモデル」として創設された施設であり、「利用者の尊厳の保持」と「自立支援」を理念に掲げ、「地域に貢献し地域に開かれた交流施設」として役割を担うことが期待されています。また、「看取り・ターミナル」を支えることも重要な役割となっています。
介護医療院とは
「日常的な医学管理」や「看取り・ターミナルケア」等の医療機能と「生活施設」としての機能を兼ね備えた施設です。
長期にわたり療養が必要な要介護者に対して、「長期療養のための医療」と「日常生活上の支援」を一体的に提供します。
病院とは違うのですか?
愛宕病院介護医療院は病院併設型の施設です。長期療養を受けながら生活する施設で、医師や看護師の配置が義務付けられており、施設内でできる医療を提供します。
サービス内容について
日常生活に必要な医療処置や看護・介護・リハビリテーション等を提供し、施設サービス計画に基づいた医学的管理のもと、入所者の方の能力に応じた生活スタイルに沿って医療介護サービスを提供します。
設備について
入所者のプライバシー空間に配慮し、長期療養にふさわしい施設となっています。食堂・レクリエーションルーム・機能訓練室などが整備されています。
利用対象者について
要介護4以上の方で、喀痰吸引や経管栄養等の日常的・継続的な医学管理等の理由により、在宅や他の介護保険施設で支えることが困難な方が対象となっています。
看取り・ターミナルケアについて
看取りやターミナルの対応も介護医療院の機能のひとつです。施設内での規約に沿って対応させていただきますので、ご相談ください。
利用料金について
入所者の要介護度と施設のサービス内容により介護報酬上の単位が定められています。
居住費・食費については施設との契約額となります。
(低所得の方は負担軽減の対象になりますので、愛宕病院 医事課までご連絡ください。)
施設の入所定員
1療養棟46名、2療養棟46名、3療養棟46名 合計138名