高知県高知市にある医療法人新松田会 愛宕病院は 患者様本位を第一に考え、心の通ったきめ細かい診療にあたります。

診療放射線技術科

診療放射線技術科

診療放射線技師とは

私たちは、放射線技術の専門知識を生かし、診断に必要な画像を適切に撮影(検査)することを主な業務としています。撮影した画像について一次読影を行い、必要な場合には画像の再構築を行うことで、医師が診断しやすく、患者さまに有用な診断画像を提供できるよう日々努力しています。また、チーム医療の一員として、医師、看護師、コメディカル等と連携を取りながら業務に当たっています。現在当院には診療放射線技師9名、MRI専従の補助スタッフ1名が在籍しており、二次救急医療機関として24時間365日対応できるよう交代制で勤務しており、一般撮影(X線撮影)、CT、MRI、ポータブル撮影、骨密度検査、X線透視、血管造影、手術室業務などに従事しています。

診療放射線技術科の業務

一般撮影(X線撮影)

診療放射線技師の業務として多くの方が連想するのではないかと思います。主に胸部や腹部、全身の骨を撮影します。簡単そうに見えますが人体の骨は200個以上あり、そのほとんどに正確な正面と側面があります。体表面から見ることのできない骨を正確に撮影するには技術と経験が必要です。

CT

体内を輪切り画像として撮影します。通常の撮影の他、造影剤を使用し冠動脈、脳血管の撮影も行なっています。脳神経外科、脊椎整形外科では血管や臓器、骨などを3D画像化した手術支援画像の作成もしています。今年3月にはCanon製320列の装置を導入し画質の向上とともに検査時間の短縮、被曝の低減が可能となりました。

MRI

CT同様に各科のさまざまな検査依頼に対応しています。中でも脳神経外科、脊椎整形外科の検査は非常に多く、3テスラと1.5テスラの2台で対応しています。脳神経外科の術前検査では血管や神経を3D画像化し手術支援画像を作成するなど、さまざまな撮影に対応しています。またDWIBS search社と提携し無痛MRI乳がん検診の撮影も行っています。

骨密度検査

骨粗鬆症の診断をする検査です。腰椎と大腿骨の2カ所を一連でほぼ自動で測定することが可能なGE社製の骨密度装置を導入しており、患者さまの負担か少ない短時間での検査が可能となっています。定期的に検査をする方が多く、再現性のある測定結果で経時的な比較ができるように心がけています。

X線透視、血管造影、手術室業務

これらの検査は診療放射線技師が単独で行うことはほとんどなく、他職種と連携しチームの一員として検査や治療に関わります。X線透視や血管造影では医師が造影剤を使用し臓器や血管の撮影をするサポート業務を主に担当します。手術室業務では、骨折手術などの際に医師が骨折を整復し、骨を金属製の器具で固定する際に透視画像で確認しながら慎重に固定をします。診療放射線技師は外科用イメージ装置を操作しさまざまな角度から透視画像を表示しサポートをします。また脊椎整形の手術では外科用イメージ装置の操作以外に、O-アームイメージシステムという装置を操作し、術中ナビゲーションシステムのデータ収集撮影も行なっています。
 

下記までお問い合わせください TEL 088-823-3301 〒780-0051高知市愛宕町1丁目1-13
FAX:088-823-3306

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