栄養科

栄養科

栄養科には管理栄養士6名・栄養士1名が在籍しています。

食事提供

給食業務は一部委託（エームサービス株式会社）しており、献立作成・調理・配膳を行っています。
入院患者さまに、安全で衛生的であり、おいしい食事を提供できるよう心がけています。一般食に加え、治療食として糖尿病食・脂質異常症食・減塩食・腎臓食・潰瘍食など、個々の病態に応じた食事を提供しています。
嚥下の機能に合わせて、刻み食（一口サイズ・粗刻み・極刻み）やミキサー食などの食形態があり、さらにアレルギー（牛乳・卵・魚など）や嗜好的に好まない食品がある場合には、可能な限り個別対応を行っています。
また、病院で過ごす患者さまに少しでも季節を感じていただくため、月に一回行事食を取り入れています。

栄養管理

入院患者さまの身体状況や病態に応じた栄養管理に努めています。入院患者さまの中には、体調や治療方法によって、食事をあまり摂ることができない方もいらっしゃいます。そのような場合には、医師・看護師と連携し、とのような物が食べられるのか、嫌いな物があるのかなどを確認のうえ、食事の内容や量・形態を調整したり、高エネルギーのジュースやゼリーを提供することもあります。
栄養状態の悪い方や褥瘡のある方、やせている方などチームの協力が必要な場合にはNST（栄養サポートチーム）が介入し、他の医療スタッフと連携してカンファレンスを実施、治療効果の向上に向けて活動しています。NSTでは毎月委員会を開催し、症例検討を行っています。また、栄養に関する知識の習得と理解を深めることを目的とした全職員対象のセミナーも実施しています。

栄養指導

入院中や退院前の患者さま、外来通院の患者さまを対象に、医師の指示のもと個別に実施しています。
栄養指導は患者さまが管理栄養士と一緒に生活習慣を見直し、疾患の治療や進行の遅延のためにどのような食生活を送ればよいかを考える場です。患者さま一人ひとりの生活スタイルに合わせた方法を提案できればと考えています。
日々の食事や退院後の食事に不安や疑問のある方は、医師・看護師にお気軽にご相談ください。一緒に食生活について考えましょう。

資格を持った専門スタッフが在籍しています

人間ドック学会認定 人間ドック健診情報管理指導士（人間ドックアドバイザー）5名
日本静脈経腸栄養学会認定 栄養サポートチーム（NST）専門療法士 1名
骨粗しょう症マネージャー 1名