高知県高知市にある医療法人新松田会 愛宕病院は 患者様本位を第一に考え、心の通ったきめ細かい診療にあたります。

臨床検査技術科

臨床検査技術科

臨床検査技術科には臨床検査技師18名が在籍しています。
当院は二次救急医療機関のため、検査室では24時間検査を行える体制をとっています。
われわれ臨床検査技師は患者さまの身体の状態を知るため、医師の指示のもとさまざまな検査を行います。
「臨床検査」とは、病気やけがの状態を評価するための検査のことをいいます。問診と併せて、医師が患者さまの身体の状態を客観的に診るために必要不可欠なものです。
単純にデータを集めるだけでなく、検査データから病気の兆候や身体の異変を発見する役割も担っており、病気を早期に発見し、医師に正しく伝えることによって診断や治療をサポートしています。

生化学・免疫血清検査

生化学・免疫血清検査は、主に血液から血清と呼ばれる液体を分離して検査を行っています。生化学検査では酵素や蛋白質・糖質・脂質などの成分を測定して各臓器の状態を調べます。免疫血清検査では肝炎ウイルス感染症や腫瘍マーカー、ホルモンの測定をしています。

血液検査

血液検査には主に血液検査と凝固検査があります。血液検査では血液中の細胞(赤血球・白血球・血小板)の種類や数などを測定し、貧血や炎症の有無を調べています。凝固検査では血液中の血液を固まらせたり溶かしたりする成分を調べて、血液の固まりやすさや抗凝固剤の効き目などを判定しています。

一般検査

一般検査では、尿をはじめ便や穿刺液(髄液・胸水・腹水)などを対象に検査を行っています。尿検査は尿中の糖や蛋白質などの有無を調べる定性検査と、顕微鏡を使って尿に出てきている細胞や血球を観察する尿沈渣検査があります。便検査では主に便に血液が混じっているかを検査しています。穿刺液検査では穿刺液中の細胞の種類や数などを調べています。

生理検査

生理検査室では、心電図検査・脈波検査・超音波検査・肺機能検査・神経伝導検査・睡眠時無呼吸検査・聴力検査など生体現象を波形や画像として記録する検査を行っています。

輸血検査

輸血検査では、血液型や不規則抗体・交差適合試験を行っています。輸血必要時には前述の検査結果をもとに安全な血液製剤を選択しています。

細菌検査

細菌検査では、喀痰・便・血液・尿・膿などの検査材料を細菌の好きな栄養を含んだ寒天培地に塗り広げ、微生物を目に見える大きさまで増殖させます。感染症を起こしている可能性のある細菌の名前を特定し、どんな薬剤が有効かを調べる検査をします。

術中モニタリング

全身麻酔下で、頭皮や顔面、手足の筋肉に針を刺し手術中に電気刺激を行い波形を記録していきます。(針を刺す位置は病変の箇所により異なります。)手術中に脳や神経に変化が現れると波形が小さくなったりでなくなったりします。そういった異常が現れたら執刀医に報告し、手術部位の確認を行ったり神経の回復を待ったりします。波形の回復が認められない状態では、それ以上神経に負担をかけられないので手術終了の目安になっています。それにより術後後遺症の発生の予防に役立てています。

下記までお問い合わせください TEL 088-823-3301 〒780-0051高知市愛宕町1丁目1-13
FAX:088-823-3306

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