福島孝徳記念脳神経センター
「脳神経センター」は、故 福島孝徳医師への尊崇の念と深謝の意を込め、「福島孝徳記念脳神経センター」と名称を変更しました。(2024年9月)
2014年4月、脳神経外科を中心とした脳に関する専門センター「脳神経センター」を発足。
豊富な症例数と知識をもつ脳神経外科専門医を中心に、看護師、技術検査部門スタッフで構成し、 脳腫瘍・脳卒中などの診断・治療を行います。 また、脳ドックも行っており、予防・早期発見のためのサポートをしています。
元 脳神経センター最高顧問 福島孝徳医師ご逝去のお知らせ。
脳神経センターは、脳神経領域において質の高い適正な医療を提供するとともに、 高度先進医療機器を整備し、めまぐるしく進歩する医療に対応しております。 患者さま一人ひとりにあった治療法を見いだし、生命予後・機能予後を高め、 よりよい人生を送るための力になりたいと考えています。
当センターの脳神経外科医師は4名で、より充実した体制で脳神経疾患の治療を行います。
今後さらに、高度な医療技術と看護サービスを提供するセンターとして常に前進し、 患者さまによりよい医療を提供できるよう努力してまいります。
愛宕病院 福島孝徳記念脳神経センターは、脳卒中センター、頭蓋底外科センターを有しています。
愛宕病院は、「日本脳卒中学会研修教育施設」として認定されています。
脳卒中センター
当センターの最大の使命は、脳卒中の患者さまに満足のいく治療を行うことです。 脳卒中をはじめ脳の病気はいつでも、どこでも発生します。 安心して治療を受けていただけるように365日、24時間体制で診療を行っています。
脳卒中センターについての詳細はこちらの「脳卒中センター」ページよりご確認ください。
頭蓋底外科センター
故 福島孝徳医師の指導のもと、 中国・四国地方の難治性脳腫瘍患者さまに対応し、頭蓋底外科手術を行ってまいりました。 今後も、脳腫瘍と診断され手術が難しいと言われた方などさまざまな患者さまの治療を行うととともに中国・四国地方の難治性脳腫瘍などの診断・治療に中心的役割を果たせるよう引き続き取り組んでまいります。
元 脳神経センター最高顧問 福島孝徳医師ご逝去のお知らせ。
2015年10月~2023年9月までの愛宕病院 脳神経外科における手術患者の在住地分布をこちらからご覧いただけます。
頭蓋底外科センターについての詳細は、こちらの「頭蓋底外科センター」ページよりご確認ください。
専門外来
セカンド・オピニオン外来、水頭症外来、ボツリヌス治療外来、頭痛外来についての詳細は、「専門外来」ページよりご確認ください。
福島孝徳記念脳神経センター ニューロリハビリテーション部門の特徴
脳神経センター ニューロリハビリテーション部門の特徴については、「愛宕病院 福島孝徳記念脳神経センター ニューロリハビリテーション部門の特徴」ページよりご確認ください。
より安全な治療のために
脳神経外科の手術は、顕微鏡を使い、非常に緻密で繊細な技術が要求されます。 少しでも違う場所を切除しただけで、神経障害がおこる場所があります。そのため、以下の手法を取り入れ、より安全な治療が行えるよう最善を尽くしています。
術前シミュレーション
CT、MRIなどがあります。
術中ナビゲーション
脳の中を正確に手術するために考え出されたのが、術中ナビゲーションシステムです。
術中ナビゲーションの詳細については、「術中ナビゲーション」ページよりご確認ください。
術中モニタリング
術中モニタリングとは、手術により傷害される可能性のある脳機能および脳神経機能を術中に監視する手術支援システムです。 手術操作による機能障害の可能性が生じるとただちに警告を発し、 異常の原因を検索して解決することにより術後の機能障害を回避することができます。 術中モニタリングの導入により、手術合併症が減少しています。 また、脳機能の局在や脳神経の同定、鑑別を行うマッピングもあります。
術中モニタリングの詳細については、「術中モニタリング」ページよりご確認ください。