高知県高知市にある医療法人新松田会 愛宕病院は 患者様本位を第一に考え、心の通ったきめ細かい診療にあたります。

消化器外科の自由診療

消化器外科で行う自由診療のご案内

愛宕病院の消化器外科では、下記の自由診療を行っています。

Guardant(ガーダント)360
Guardant Reveal(ガーダント リビール)
腹腔内化学療法
BAK療法

Guardant(ガーダント)360

Guardant360とは?

進行がん患者に対して、血液で行う「がん遺伝子パネル検査」です。

がん遺伝子パネル検査(イメージ)

通常、「がん遺伝子パネル検査」は、標準治療のないがん患者に対して行われるもので、個々のがんの遺伝子を調べ、適した抗がん剤を判別する検査です。
しかし、保険診療で行われているパネル検査では、結果判明までに6~8週間ほどかかり、待てないケースも多くみられます。
自由診療である「Guardant360」は、最短5日間で結果が判明し、その結果に応じて適した抗がん剤を見つけられるケースがあります。実際に、当院で本検査を提出した患者で、効果のある抗がん剤が新たに判明し、その薬剤に切り替えた事例もあります。
(ただし、適した抗がん剤が発見されるケースは全体の10%未満と報告されています。)

検査の流れ

採血を行い、検体をアメリカに発送します。
検査結果はWebに表示され、檜山医師がレポートを作成し、提示します。

予約・お問い合わせ

愛宕病院 外科外来まで
※アメリカへの発送手配を行うため、検査希望日の2日前までに予約が必要です。

費用

初回:585,000円(消費税込)
2回目以降:429,000円(消費税込) ※同一患者

 

Guardant Reveal(ガーダント リビール)

Guardant Reveal ctDNA 検出システム

大腸・肺・乳がんを対象とした検査で、治療後の再発リスクの評価や再発モニタリングを行います。
がん患者の血中にはがん細胞由来のDNAが循環していることが知られており、これを測定することで腫瘍が存在しているかどうかを調べることができます。この、循環しているDNAをctDNAといいます。
例えば、がんの術後、腫瘍マーカーは上昇しているが、画像上いくら探しても腫瘍が見つからないことがあります。この場合、抗がん剤を投与するかどうかの判断は、意見が分かれるところです。
このような場合、本検査を実施した結果、ctDNAが確認されなければ、がんの存在は積極的には疑われず、定期的な検査のみでよいことになります。
※ctDNAが確認されない場合、定期的ながん検査に加え、本検査を3~4ヶ月ごとに受けることが推奨されます。ただし、症例ごとに異なります。
検査結果は約2週間で判明します。

検査の流れ

採血を行い、検体をアメリカに発送します。
検査結果はWebに表示され、檜山医師がレポートを作成し、提示します。

予約・お問い合わせ

愛宕病院 外科外来まで
※アメリカへの発送手配を行うため、検査希望日の2日前までに予約が必要です。

費用

初回:390,000円(消費税込)
2回目以降:270,000円(消費税込) ※同一患者

 

腹腔内化学療法

腹膜播種を伴う進行がん患者に対し、腹腔内に直接抗がん剤を投与する治療法です。
当院は、四国で唯一の実施機関として、これまでに主に、胃がん、大腸がんの患者に治療を行っています。
薬剤の投与は外来で行います。

治療内容

腹腔内化学療法の開始に先立ち、抗がん剤を投与するための腹腔内ポートを挿入、留置します。そこから針を刺して抗がん剤(パクリタキセル)を含んだ生理食塩水を、原則として毎週投与します。
その際、他臓器転移の抑制および、上乗せ効果を期待して、経口もしくは経静脈的抗がん剤を併用しています。

  • CT画像上で指摘できる腹膜播種が切除できると判断される場合、先に切除手術をお勧めすることがあります。先に腹腔内化学療法を行うか否かの判断は、個々の状態を考慮して行います。
  • 抗がん剤の内服・経静脈投与で、どの薬剤を使用するかについては、これまでの治療歴によって決定します。
  • 原則として、抗がん剤の内服・経静脈投与を行わず、腹腔内投与を行うことはできません。
  • 原則として、他臓器への転移(肝臓や肺など)がある場合、それらの制御が付いていなければ腹腔内投与を行うことはできません。

費用

パクリタキセル腹腔内投与は、健康保険が適用されない治療です。そのため、当該治療にかかるその他の薬剤、X線検査、一般的な採血、腫瘍マーカーや診察などを含めて保険を使用することができず、自費負担となります。

✤1コース(3週間)の費用総額
【腹腔内投与のみの場合】
検査等の諸費用を含めて約20万円
【腹腔内投与に抗がん剤の内服・経静脈投与を併用する場合】
検査等の諸費用を含めて約40~80万円
※費用総額は、使用する薬剤の種別および使用量により変動します。

✤その他の費用
9~12週間に1回程度、治療の効果を評価するための検査として、胸腹部CT検査、内視鏡検査などの費用が必要となります。

✤費用については治療内容が決定した時点で概算をお伝えします。

予約・お問い合わせ

愛宕病院 外科外来まで
檜山医師の外来、もしくはセカンド・オピニオン外来を予約受診してください。

 

免疫細胞「BAK療法」自己の免疫細胞を利用する最先端医療技術

NK-γδT細胞(CD56陽性)の力を利用して、がん細胞を攻撃させる治療法です。
ご自身の体内に元々存在する免疫細胞を体外で大幅に増殖・強力活性化して再び体内に戻すことにより副作用を伴わず、細胞レベルでがん細胞を攻撃します。入院の必要もなく、仕事をしながらの治療が可能で、標準治療と併用することができます。当院では化学療法や放射線治療などの治療と組み合わせて行うことを基本としています。また、転移・再発予防にも効果を発揮します。

治療の対象

血液のがんを除くすべての固形がんが対象です。
ただし、HIV・HTLVウイルス陽性および自己免疫疾患・免疫不全症等の免疫疾患の方についてはお断りしています。

治療の流れ

採血・点滴のみで行う通院治療です。
【採血】→【培養】→【点滴】の二週間の流れを1ヶ月に1~4度、3~12回の治療を患者さまの状態などを考慮し相談しながら行います。
※初回の培養用採血1週間以上前に感染症の検査が必要です。

【培養】は細胞培養加工施設である宮城県仙台市の「きぼうの杜クリニック」で行います。
当院は「きぼうの杜クリニック」の提携医療機関であり、治療は共同で行われます。

費用について

本治療における費用は愛宕病院へのお支払いと、きぼうの杜クリニックへのお支払いがそれぞれ必要となります。
【愛宕病院へのお支払い】✤初回のみ

【きぼうの杜クリニックへのお支払い】

予約・お問い合わせ

愛宕病院 外科外来まで

下記までお問い合わせください TEL 088-823-3301 〒780-0051高知市愛宕町1丁目1-13
FAX:088-823-3306

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