卒後教育
当科では新人教育にも力を入れており、院内で他職種と合同の研修会に参加したり、科内でも業務に必要な技術や知識を習得するために、①保険に関する知識②義士装具の作成に必要な申請方法③一般業務④接遇についてのオリエンテーションを行っています。
また、業務内容や書類の記載方法などをより理解しやすく、接遇面でも不備のないように入社3ヶ月間は、クラークシップ制度を取り入れています。そして、1週間に1度指導した内容を確認を行っています。
その他、年に2回、セラピスト・社会人としての能力を向上していくために、「職業人としての適性」、「業務遂行能力」、「診療外業務遂行能力」などの項目からなる業務に関する評価チャートを使用し、自他で評価を行っています。
新入職員に対して、認知運動療法の基本概念や、評価方法、治療アプローチの方法について講義を行っています。 |
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理学療法、作業療法、言語聴覚療法はリハビリテーション医療の一翼を担う専門技術として大きな発展を遂げてきましたが、医療の進歩や社会情勢の変化、それに伴う医療技術の高度化や専門化を考えると、現在の学校教育では十分とはいえません。そこで愛宕病院では、若い理学療法士、作業療法士、言語聴覚療法士の生涯学習を援助する目的で1995年に全国初の試みとして、卒後研修を開設しました。 |
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卒後教育の一環として症例のまとめ方のサポートをしています。また、全てのスタッフが評価―治療―経過―結果―考察からなる臨床思考を獲得できるように目標を立てています。さらに、専門学会において症例の治療報告を発表できるように進めています。このように各職種の学会発表の啓蒙促進も行いつつ、臨床場面から発表段階まで指導教育を行っています。 |
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活発な研究活動を目的として、研究内容の方法や進行状況の確認などを報告しあい、意見交換を定期的に行っています。 |
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