自動車運転外来
高齢ドライバーの安全運転推進のために
愛宕病院では2017年10月から、3テスラの超伝導MRIによる精細な脳画像診断を基に、
最新のドライブシュミレータを用いて安全運転に必要な運動・認知機能評価を行い、
さらにリハビリテーション治療による安全運転能力の向上を目指す自動車運転外来を
開設しています。
広報誌あたご 2017年秋号に 自動車運転外来の特集記事 を掲載しています。
当院における自動車運転外来の流れ
認知機能が低下している不安のある方や交通違反があった方々に対して最初にドライブ
シミュレータ、高次脳機能検査、MRIを実施して運転に必要な技能・認知機能を検査し
ます。その後、医師の処方のもとリハビリテーションを実施し、運転能力向上を目指し
ます。また、実際の運転を行い運転指導をしていただくように教習所への紹介も行って
います。その結果を基にリハビリテーション指導も実施していきます。希望に応じて認
知機能に対するリハビリテーションや入院患者様にも対応しています。
運転能力を評価する最新機器とリハビリテーション